こんにちは
西八王子にある歯医者LCKfデンタルクリニックです🦷
管理栄養士のKです🍑
本日は、甘くて美味しいメープルシロップについてご紹介します!
メープルシロップとは、カエデなどの樹液を濃縮した天然甘味料🌳
メープルシロップは、樹林の管理・保全から製品出荷までの全生産過程で、農薬はもちろん、着色料や添加物、
また、高温で煮詰めて作られていることで殺菌もされていることから、
妊婦や赤ちゃんでも食べられる安心で安全な食品です👀
メープルシロップといえば、「カナダの名産品」、
パッケージに「カエデ」のイラストが描かれているのを思い浮かべます。
カエデはカナダの冬の厳しい寒さを乗り越えるため、夏の間に光合成で樹木内部にでんぷんを蓄積します。
そのでんぷんを糖に変換することで寒さに耐えています。寒暖差が激しくなる冬に昼と夜の温度差を利用して、
夜間にはミネラルたっぷりの水分を吸い上げる、昼間には糖分を流し出すという仕組みで採取できます。
採取時は、メープルウォーターといって糖度約3%の透明でさらさらとした水のような液体で、
私たちが知っているような甘さではなく、ほんのりと甘みを感じるレベルとのこと。
しかし、採取後、樹液の糖度が66%になるまで煮詰めて、ろ過で不純物を取り除くことでメープルシロップが
完成します!1Lのメープルシロップをつくるのに、およそ40Lのメープルウォーターが必要だそうです。
そんなメープルシロップにはミネラルが豊富♪
中でも、余分な水分を排出し浮腫み予防に関与するカリウム、
骨や歯の形成に関与するカルシウムが多く含まれています。
また、最近では多種類の抗酸化物質、ポリフェノールが含まれていることが明らかになり、
老化予防・生活習慣病予防にもなることが注目されています。
ここで嬉しいのが、甘みがあっても砂糖とは異なり、食べたときの血糖値急上昇が見られないとのこと!
さらに、植物ホルモンの一種「アブシシン酸」によって、
筋肉への糖の取り込み・インスリン放出の促進・脂肪細胞のインスリン感度向上作用も期待されており、
これも糖尿病をはじめとする生活習慣病予防につながります。
このようにメープルシロップには身体にいい栄養素がたくさん含まれていますが、2つ注意が必要です!
1つ目は、メープルシロップ風が売られていることがあるため、原材料名をしっかりと確認しましょう。
2つ目は、糖質やカロリーも多く含まれているため、食べすぎには注意しましょう。
適量は1日スプーン1杯程度です👌
パンケーキにかけるだけでなく、
料理やお菓子などの砂糖、みりん代わりに使ってみるのもいいかもしれないですね👀