こんにちは。西八王子の歯医者、LCK ｆデンタルクリニックです。

栄養士のNです。
本日は、「苦味」についてのお話です。
みなさん、「春の皿には苦味を盛れ」ということわざをご存じですか？
これは「春は苦いものを食べろ」「春は春の食べ物を食べろ」という意味のことわざです。

どうしてこのようなことわざが作られたのでしょうか。

先日ブログでもご紹介した春の七草や春に旬を迎える野菜は、「苦味」をもっているものが多いです。
人間は、寒い冬の間は寒さに負けないために脂肪を蓄積するようになっています。そんな冬仕様の身体に刺激を与えてくれるのが「苦味」を持つ春の食材たち。

春の食材にはミネラルやポリフェノール類が多く含まれており、この「ポリフェノール類」は体内の老廃物を排出してくれる働きを持っています。また、新陳代謝を高めてくれる効果も持っています。
春の苦い食材を食べることで冬の間に身体に溜め込んでいたものを外に流し、春に活動的な動きができる春仕様の身体にしてくれるのです。

苦い食べ物は苦手なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、春の身体を作るために、苦みのある野菜にも挑戦してみてください。