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2025.07.09

泣く日

こんにちは!
西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックの管理栄養士Eです。

 

本日79日は『泣く日』です!
な(7)く(9)の語呂合わせから、泣く感情を再確認しようということで制定されました。

泣くとは、ただ涙を流す行為ではありません。
ストレス解消、免疫力の向上、精神の安定といった
多くの肯定的な効果があると言われています。

 

【 泣くことで得られる効果 】

 ① 心のデトックス
   ストレスや圧力から解放されるために、涙を流すことは効果的です。
   涙にはコルチゾール、別名ストレスホルモンと呼ばれる
   ストレス減少作用のある成分が含まれています。
   そのため泣くことは、ストレスホルモンを体外に排出する
   デトックス効果があり、身体的、精神的な緊張を和らげる働きをします。

 ② リラックス
   リラックス状態とは、副交感神経が優位な状態です。
   副交感神経は「休息の神経」とも呼ばれ、活性化すると血管を広げ
   脳の血流がよくなります。
   通常、交感神経と副交感神経のバランスが反転するのに
   10分以上かかりますが、泣いた時は10数秒で反転するという研究結果もあります。

 ③ マンガンの低減
   マンガンは骨を作ったり、代謝や消費をサポートしたりする重要な成分ですが、
   必要量は微量なので、摂りすぎでイライラや不安の原因になることもあります。
   マンガンは涙に含まれ、泣くことで過剰なマンガンを体外へ排出することができます。

 ④ 睡眠の質向上
   感動や共感の涙には、別名幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
   脳の疲れを癒し、睡眠の質向上につながると考えられています。

 ⑤ 鎮静
   涙には、苦痛を和らげるエンドルフィンというホルモンも含まれています。
   エンドルフィンは、脳内麻薬とも呼ばれ幸福感をもたらし、
   モルヒネよりも大きい鎮痛、鎮静作用があるといわれています。
   涙を通じて自己調整機能が働き、心のバランスを回復させる効果が
   あるとされています。

 ⑥ 免疫力アップ
   泣くことで免疫力に関係するリンパ球が活性化し、
   身体の中から病気の原因となるウイルスを撃退してくれます。

 

【 涙の種類 】

 ① 基礎分泌の涙
   角膜を潤った状態に保ち、乾燥や細菌などから目を保護
   目を健やかに保ち、保護し潤滑にする

 ② 反射性の涙
   目に異物が入ったとき、洗い流すために分泌
   目の表面の傷を修復する成分が含まれ、障害の回復の手助けをする

 ③ 感情的な涙
   悲しい、嬉しい、悔しい、感動など、感情が高まったときに分泌
   成分のほとんどは水分だが、副腎皮質刺激ホルモンが高濃度で含まれている

 

泣くことに、こんなにもメリットがあることを知りませんでした。
悲しい、悔しい涙ではなく、嬉しい、感動の涙を流したいですね!

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