こんにちは。
西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。
私は最近になって牡蠣の美味しさを知りました!
生牡蠣はもちろん、鍋やフライにしても美味しいですね!
もっと早く気付いていたらと思っています笑
そこで!本日は、牡蠣の美味しさにまだ気付いていない方にも、
十分知っているという方にももっと知識をつけてもらうために
牡蠣について紹介します!
【 生食用と加熱用の違い 】
生食用:保健所が指定した海域で獲れたもの
加熱用:それ以外
ズバリ!採れる海域の違い!
鮮度やエサの違いなどではありません!
生食用は、水質は良い分、旨味成分や栄養成分は少ない
収穫後も滅菌洗浄を行うため、身が痩せて水っぽくなることもある
加熱用は、栄養分やプランクトンが多いエリアで成長するので
様々な成分を保有し牡蠣自体の味が濃く、身も大きい
【 栄養 】
✔ 亜鉛
免疫機能の維持:侵入してきた細菌やウイルスから体を守る
たんぱく質合成:健康な肌や髪の毛を作るたんぱく質・DNA合成:成長に必要
成人では1日8~11mg摂取推奨(★牡蠣3~4個分)
✔ タウリン
肝機能サポート:解毒作用強化
コレステロール吸収抑制、視力回復、高血圧予防などの効果も期待できる
✔ 鉄
貧血予防:めまいや息切れ、疲労感の原因
✔ ビタミンB12
造血作用:不足すると悪性貧血による慢性疲労・体力低下
神経修復作用:眼精疲労・肩こりの原因
【 旬 】
・真牡蠣
12月~2月頃
日本で主に流通している種類
・岩牡蠣
6月~8月頃
数か月かけて産卵するため味が濃厚
海女さんが素潜りで獲る
【 注意点 】
✔ ノロウイルス
海水中のノロウイルスを含むプランクトンをエサとして
取り込むため内臓部分にノロウイルス蓄積の可能性あり
嘔吐、下痢、腹痛の症状
✔ 妊婦、子ども、高齢者は生食を避ける
ノロウイルスの感染により重症化リスクあり
✔ 加熱
中心温度85~90℃で90秒以上
生焼け、生煮えにならないようにしっかりと加熱する
✔ 目安は4~5個
大量に食べ続けると亜鉛、プリン体の摂りすぎになる
肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく源もバランスよく取り入れる
【美味しい牡蠣の特徴】
・貝柱が半透明で大きい
・身の色が薄い黄色味かかったもの
・身が厚くプリっとしている
・殻付きの場合は、全体が丸く、厚みがあって殻に傷が少ないものが◎
真牡蠣の旬は終わってしまいましたが、今月から8月までは岩牡蠣が旬です!
調理内容に合わせて、生食用、加熱用を区別し
旬のものを美味しくいただきましょう~♪