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2025.06.13

牡蠣

こんにちは。
西八王子にある歯医者LCK fデンタルクリニックです。
管理栄養士のEです。

 

私は最近になって牡蠣の美味しさを知りました!
生牡蠣はもちろん、鍋やフライにしても美味しいですね!
もっと早く気付いていたらと思っています笑

そこで!本日は、牡蠣の美味しさにまだ気付いていない方にも、
十分知っているという方にももっと知識をつけてもらうために
牡蠣について紹介します!

 

【 生食用と加熱用の違い 】
 
 生食用:保健所が指定した海域で獲れたもの
 加熱用:それ以外

ズバリ!採れる海域の違い!
鮮度やエサの違いなどではありません!

生食用は、水質は良い分、旨味成分や栄養成分は少ない
収穫後も滅菌洗浄を行うため、身が痩せて水っぽくなることもある

加熱用は、栄養分やプランクトンが多いエリアで成長するので
様々な成分を保有し牡蠣自体の味が濃く、身も大きい

 

【 栄養 】

 ✔ 亜鉛
  免疫機能の維持:侵入してきた細菌やウイルスから体を守る
  たんぱく質合成:健康な肌や髪の毛を作るたんぱく質・DNA合成:成長に必要

  成人では1811mg摂取推奨(★牡蠣34個分)

 ✔ タウリン
   肝機能サポート:解毒作用強化
  コレステロール吸収抑制、視力回復、高血圧予防などの効果も期待できる

 ✔ 鉄
  貧血予防:めまいや息切れ、疲労感の原因

 ✔ ビタミンB12
  造血作用:不足すると悪性貧血による慢性疲労・体力低下
  神経修復作用:眼精疲労・肩こりの原因

 

【 旬 】

 ・真牡蠣
  12月~2月頃
  日本で主に流通している種類

 ・岩牡蠣
  6月~8月頃
  数か月かけて産卵するため味が濃厚
  海女さんが素潜りで獲る

 

【 注意点 】

 ✔ ノロウイルス
  海水中のノロウイルスを含むプランクトンをエサとして
  取り込むため内臓部分にノロウイルス蓄積の可能性あり
  嘔吐、下痢、腹痛の症状

 ✔ 妊婦、子ども、高齢者は生食を避ける
  ノロウイルスの感染により重症化リスクあり

 ✔ 加熱
  中心温度8590℃で90秒以上
  生焼け、生煮えにならないようにしっかりと加熱する

 ✔ 目安は45
  大量に食べ続けると亜鉛、プリン体の摂りすぎになる
  肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく源もバランスよく取り入れる

 

【美味しい牡蠣の特徴】

 ・貝柱が半透明で大きい
 ・身の色が薄い黄色味かかったもの
 ・身が厚くプリっとしている
 ・殻付きの場合は、全体が丸く、厚みがあって殻に傷が少ないものが◎

 

真牡蠣の旬は終わってしまいましたが、今月から8月までは岩牡蠣が旬です!
調理内容に合わせて、生食用、加熱用を区別し
旬のものを美味しくいただきましょう~♪

 

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