こんにちは!
西八王子にある歯医者、
LCK fデンタルクリニックの管理栄養士Eです🦷
お腹いっぱいにご飯を食べた後でも、
アイスやケーキなどデザートは食べられることってありませんか🍦?
私はよくアイスなら食べられる!いや、食べたい!と
思うことが多く、追加注文をしてしまいます(笑)
今回は「甘いものは別腹」は本当に存在するのか、お話していきます。
まず、食欲は脳の摂食中枢と満腹中枢によりコントロールされています。
摂食中枢:空腹感を生み食欲がわく
満腹中枢:食欲を抑制
別腹も同様に脳の働きが関係しています。
満腹でも好きな食べ物が目に入ると摂食中枢が活性化し、
脳にドーパミンなどのホルモンが放出、
食欲が刺激され食べられるという仕組みです。
また、オレキシンというホルモンが脳内で分泌されると、
胃を広げ、蠕動運動が活発になり内容物が小腸に送り出され
食べ物が入るスペースが作られます。
もう1つは、味の変化によるものです。
同じ味を食べ続けると飽きがきて、満腹感を早く感じるといわれています。
一般的料理を構成する味覚は、塩味、酸味、うま味ですが、
デザートとしての甘味にはまだ飽きていないため、
満腹状態でもデザートは食べられてしまうといわけです。
上記を踏まえると、別腹は存在します!!
\ ちなみに! /
西洋料理にデザートがつく理由は、お肉や魚料理が中心で、エネルギーとなる
炭水化物が少ないため、デザートで補うという考え方に基づいています。
一方の和食は、食事の中でしっかり炭水化物が摂れるため
デザートまで食べると食べ過ぎにつながる可能性が高いです。
別腹を習慣化すると、カロリーオーバーから生活習慣病につながり
満腹感を感じにくくなってしまうので注意しましょう⚠
別腹防止のポイントは「見ないこと」
食事が終わったらすぐに片付けたり、歯みがきをして切り替えるといった
環境の変化を作ること大切です。
たまにの別腹なら健康面には問題はありません👌
普段はバランスのよい食事と適量のデザートで健康な食生活を送りましょう!
分からないことや質問等ありましたら、お気軽にスタッフへお声掛けください!