こんにちは！
西八王子にある歯医者LCKｆデンタルクリニック🦷
管理栄養士のM🍊です。

5月29日は、【こんにゃくの日】です。
日本の健康食品として世界に広がったこんにゃく。
和英辞典ではこんにゃくは、devil’s tongue「悪魔の舌」やElephant Foot
「象の足」と表現されている。
黒みを帯びた濃い紫色が特徴のこんにゃくの花びらから巨大な舌が出ているように見えることから付いた名前のようです。

こんにゃく芋はサトイモ科の植物が肥大した根で、春に種芋を植えつけ、
秋に収穫し翌春まで保管し植えつけ、これを繰り返すことで年々芋が大きくなり、やっと3年目の芋からこんにゃくの原料として利用できるようになるそうです。👀
こんにゃくの成分はほとんどが水分で、残りの主成分はグルコマンナンという水溶性食物繊維です。
製造過程で使用される凝固剤によって、水溶性から不溶性に変化します。
不溶性食物繊維は胃腸で水分を吸収して膨らみ、腸の蠕動運動を活性化して排便を促します。
また、胃腸内をゆっくりと移動することで腹持ちがよく、食べ過ぎを防ぐ効果や、大腸内で発酵・分解され、
腸内環境を整える効果があります。
糖質の吸収を緩やかにすることで血糖値の急上昇を防いだり、コレステロールを吸着して体外への
排泄を促します。
不溶性食物繊維を多く含む食品の多くはよく噛んで食べるものが多いので、唾液の分泌が増え、消化や口の清掃、脳の活性化、あごの発育を促したり、歯並びを整える効果もあります。

今夜は、こんにゃくとごぼうの煮物でも、食べましょうか？