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2021.11.12

れんこん①

こんにちは。管理栄養士のHです。

先日、インフルエンザの予防接種をうけてきました。
そのせいなのかは分かりませんが、熱は無いけど、なんとなく喉の調子が悪く、空咳が・・・
これはマズイ!体に余分な熱がこもっているのかも!!
体から余分な熱を取り除いてあげなければ・・・。
スーパーで美味しそうなれんこんも出回ってきたし、何か献立にとりこもう。

そこで、完成したのが「鰯トマト缶とシーフードミックスのれんこんカレー」


こちら10分で完成。時短の秘訣は冷凍品と、水分はほぼトマト缶の水分のみ。
※レシピが気になる方は、来院時に栄養士までお声がけください。

ここからは、れんこんの効能などについて

【栄養学の観点から】
れんこんが喉や咳止めに良いのは、粘膜を保護する粘りのムチンやタンニンが血管を収縮させ炎症を抑える収れん作用があるからです。食物繊維で腸内環境をととのえ、ビタミンCで免疫力を上げてくれます。
通常のビタミンCは熱に弱いものですが、れんこんはデンプンに守られているので、比較的加熱しても損失が少ないのがメリットです。

(生)  :体を潤し血中の熱をさまし瘀血を散らす。
(加熱):胃腸虚弱の吐気、胃の不快感、下痢を止める


水分を補い潤いを与えてくれるので、のどの渇きや痛み、咳、痰などをやわらげたい時におすすめです。

また、食欲不振や慢性的な下痢の解消、鼻血、女性の不正出血にも良いとされています。
れんこんの実・葉は生薬に使えて、捨てるところがない食材の一つです。

現代栄養学・中医学どちらの観点からも、喉に良いというのは共通して言えますね。
鼻、喉が乾燥しやすい体質のかたは、日ごろから水分補給に気をつけ
食材のメリットも生かし、健康的な生活を送りましょう!

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